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食事療法とはどういうものか

食事の成分が薬のように働くのか

食事療法というと、普通の食べ物ががんなどの病気を治す薬のような働きを意味すると考える人たちがいます。
当然、批判的で、「食べ物ががんを治療できるはずがない。」
批判する人たちは、何か、前近代的な思い込みに囚われた人たちが、効果のないものにしがみついているように感じるようです。
しかし、食事療法は「無知な選択」と簡単に切り捨てることはできません。
欧米では、知識人を中心に、多くの人が食事療法を選択しているのです。
食事療法というのは、単純に、食事を薬と同列に置くものではありません。

高カロリー食はがんを増長させる

高カロリー食は病気のもと

現代の高カロリー食とがんは密接に関係している。
どうして、高カロリーはいけないのだろうか。
日本が貧しかったとき、アメリカの豊かさは憧れでした。
オリンピックで、日本人選手が勝てないとき、ビフテキを食べている人間には、
粗食で育った、我々日本人はとても勝ち目がない、と感じたものです。
高カロリーは、高体力になり、身長もアメリカ人並みになるのではないかと期待したのです。
ところが、驚いたことに、日本食が海外で注目を集めだしたのです。
おろらく、一番驚いたのが日本人だったのではないでしょうか。
よく理由はわからなかったけれども、急に自信がついてしまったのです。
日本食はいい。

代替療法の真の位置づけ

代替療法は無知のゆえに選ばれるのか

代替療法は、ある意味、通常療法で見捨てられた行き場を失った患者が、最後に、 藁にでもすがる思いで、頼るもののようなイメージを持つことが多い。
内容が迷信的であっても、盲目的であっても、何ら根拠らしいものがなくても、もう深く考えられない状況に陥った人たちは、何かにすがりたいのだ。
価値や効果があるとは言えないが、それでも、そこにすがる、それが代替医療だと。

食事の3つのポイント

1.がんの栄養源を断つ食事

断塩

最初に注目する食事のポイントは、「塩分をまったくとらない。」ことだろう。
ゲルソンは塩の摂取とがんのまん延には相関関係があると考えていた。
そのため、塩、単独のNa、単独のClともに極限まで食事から取り除く。
塩がないとがんの成長には具合が悪いようだ。
ナトリウムNaを減らすにはカリウムKを増やすことが重要となる。
食品添加物に含まれる塩分やNaにも細心の注意を払って排除するようにします。
塩をとったら、食事療法は成り立たないと考えてよいと思われるほど重要な点です。

食べていけないものと食品の調理法の基本

徹底した食事の管理

ゲルソンは、食事で健康法を紹介しているのではありません。
末期のがん患者をも回復させようという食事療法を紹介しているのです。
そのため、内容は極めて厳格で厳しいものです。
厳格に守ることが期待されており、実際には自分自身で管理しなくてはなりません。